FXって、やったことない人からしたらいくらくらい儲けられるものなのか、いくらくらい損するものなのか見当もつかないですよね?
FXをやったことがない人にもわかりやすいように、具体的な例と一緒に説明していきたいと思います。
FXはいくら儲けられるのか
FXでいくらくらい儲けられるのかと言うと、個人的な感覚で言うと日利で0.1%くらいなら余裕、レバレッジによっては1日で倍にできることもある!と言った感じです。
ただし、1日で倍を目指すためにはレバレッジを上げなければならず、損するリスクも高くなるため、おすすめできません。
私も過去に何回か1日で資産を倍にしましたが、その後失敗して0円になってしまうことが何回もありました。
購入に必要な資金
米ドル円を10,000通貨購入するために必要な資金は、国内のFX業者でレバレッジ25倍なら約65,000円、海外のFX業者でレバレッジ400倍なら約400円です。
1ドル161円の場合
- 10,000通貨×161円÷レバレッジ25倍=64,400円
- 10,000通貨×161円÷レバレッジ400倍=4,025円
ちなみに、SBI証の米ドル円は10,000通貨で1単位が、ミニ米ドル円なら1,000通貨で1単位です。
儲けが決まる要素
FXの儲けは、購入単位数×値動きで決まります。
例えば、米ドル円でドルを10,000通貨購入し、1円値上がりした場合、10,000円の儲けになります。
購入数量が100,000通貨なら100,000円、1,000,000通貨なら1,000,000円です。
そして購入数量は元手となる金額とが多ければ多いほど、レバレッジで大きければ大きいほど多くなります。
その分損したときも大きくなりますが・・・
1日の値動き
米ドル円の1日の値動きは、少ない時で約0.2〜0.3円(20pips〜30pips)、多い時で1〜3円(100〜300pips)くらいです。
もっと少ないこともあれば、もっと多いことももちろんありますが、だいたいこれくらいのレンジに収まる印象です。
そのため、10,000通貨取引する場合、損失は多くても30,000円くらいということになります。
逆指値(この金額になったら損切りしますよというライン)を入れておけば、損失はもっと限定することができます。
FXの収益のイメージ
1日の最大の値動きを狙うと言うのは現実的ではないので、もっと小さい値動きを複数回狙うというのが確実だと思います。
例えばSBI証券の場合、資金が30万円あればミニ米ドル円を約46単位(46,000通貨)購入することができます。
一度に全部エントリーすると、その後思っていた方向と逆に動いた時のナンピン買いもできないですし、損失も大きくなってしまうため、約10分の1の5単位(5,000通貨)でエントリーして、0.03円(3pips)の値動きで利確するというのを2回繰り返したとします。
そうすると、5,000通貨×0.03円×2回=300円で0.1%の利益を得られます。
正直、0.03円くらいの値動きは1日に何度もあるので、0.1%くらいなら結構簡単に、確実に狙えると思います。
0.03円くらいなら頑張れば10回くらいは狙えると思うので、0.5%くらいなら現実的な範囲だと思います。
それ以上となると、最大購入可能数量の10分の1ではなく5分の1(上記の資金30万円の例なら10単位)で取引するなどしか手がなく、リスクが高くなってしまうかもしれません。
日利0.1%でも複利なら年利約27%
日利0.1%というと少なく聞こえるかもしれませんが、年間240日続けられれば複利で約27%になります。
株式投資の平均リターンの5%と比べると5倍以上になるので、とんでもないハイリターンです。
日利0.5%なら年利231%です!
1年で資産が3倍以上になります!
また、元手となる資金が30万円なら0.1%で1日300円、0.5%で1日1,500円の利益と少ないですが、300万円なら0.1%で1日3,000円、0.5%なら1日15,000円と結構な額になります。
1日の利益率を上げるより、資産を増やしていくことが重要ですね。
3,000万円も貯められれば、日利0.1%でも30,000円です。
年間で720万円になるので、FXの利益だけで充分生活していけますよね!
ちなみに3,000万円なら、元手30万なら日利0.5%で約4年、元手100万円なら約3年で達成できます。